サマンサ タバサ。 サマンサタバサジャパンリミテッド (7829) : 株価/予想・目標株価 [STJ]

コナカ、サマンサタバサを子会社化 :日本経済新聞

サマンサ タバサ

サマンサタバサ 表参道GATES ポップアップ デジタルストア(写真:アフロ) 1994年に設立され、主に女性向けバッグを手がけてきた サマンサタバサジャパンリミテッド。 ヒルトン姉妹や ミランダ・カー、ビヨンセなど数々の海外人気タレントを広告に起用し、日本発祥のドメスティックブランドでありながら、20代女子をコア層として海外ハイブランドにも負けず劣らずの知名度と人気を誇っていた。 しかし、近年の雲行きは怪しいようだ。 同社の2019年2月期の連結業績は、売上高が277億4400万円(前年同期比13. 7%減)と落ち込んでいる。 それだけではなく、営業利益は6億6400万円の黒字(前年同期は16億5300万円の赤字)、経常利益は6億1900万円の黒字(同17億3600万円の赤字)となっているが、当期純利益は13億3,700万円の赤字で、3期連続の最終赤字となった。 業績不振を受け、同社創業者である寺田和正代表取締役兼社長は4月に退任。 後任には専務取締役だった藤田雅章氏が就いており、経営体制にも大きな変化が生じている。 サマンサタバサの最近の失速はいったい何に起因するものなのか。 どうして20代女子の支持率が下がってきてしまっているのか。 VMIパートナーズ合同会社代表で、ファッション事業の戦略構築を専門とする黒川智生氏に、サマンサタバサの現状とこれからについて解説してもらった。 有名人を使った大々的なPRの成功で一時代を築いた まず、かつてサマンサタバサが一時代を築くことができた理由について、黒川氏はこう分析する。 ただ商品を着用してもらうだけではなく、その人のライフスタイルとともに紹介するといった方法も功を奏しました」(黒川氏) とはいえ、3期連続の最終赤字という現実は、ブランドとして窮地に立たされていると見ていいだろう。 サマンサタバサがここまで追い込まれてしまった背景には、どのような時代の変化があるのだろうか。

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コナカ、サマンサタバサを子会社化 :日本経済新聞

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これは今年9月2日、紳士服チェーン国内3位の コナカが、女性向けバッグブランドなどを手掛けるサマンサの株式31%を取得し、持ち分法適用関連会社化した際に発表した文言だ。 コナカも2018年10月1日から19年9月30日までの連結売上高は606億9800万円 前年同期比6. 8%減 、営業利益は7300万円 91. 9%減 と惨憺たるもの。 そして、シナジーを期待するサマンサは、ミランダ・カーやヴィクトリア・ベッカムなど海外セレブを起用する広告手法が当たり、15年2月期は営業利益約33億円を計上していたが、翌年からは潮目が変わり、20年2月期第2四半期決算の営業利益は2億8800万円の赤字(前年同期は5億3000万円の黒字)へ転落した。 両社は現在、業績悪化にあえいでおり、今回のグループ化に首をかしげる人も少なくない。 実は似た者同士? 両社はどちらもエントリーブランド そもそも大衆向けスーツを取り扱うコナカと、若い女性向けハンドバッグをメインとするサマンサでは、同じファッション業界に属する企業といえど、メインで扱う商品もターゲット層も大きく違うことは誰の目にも明らか。 そこでファッション業界内の専門家の見解を伺うべく、今回はスタイリスト・佐野旬氏に両社の思惑などを解説してもらった。 「サマンサは、ブランドポジションとしてはコンサバ(conservative=控えめ)系、昔でいうところの赤文字系ファッション誌の系統に位置していて、フォーマルというよりはアフター5の合コンなどで男性ウケするようなデザインのバッグが主力。 実際のターゲット層は10代後半~20代前半の女子大生や若いOLで、価格帯は決して安くはないものの手頃感がある。 どちらかといえばオシャレ初心者向けのブランドです。 対するコナカは気軽にリーズナブルなスーツが購入できるチェーン店。 つまり、サマンサとコナカは活用シーンのオン・オフの違いなどはあれど、初心者などにも敷居が低いエントリーブランドという意味では似ている部分もあるんです」(佐野氏).

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コナカ、サマンサタバサを子会社化 :日本経済新聞

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コナカは2019年にサマンサの株式を約3割取得し、持ち分法適用会社にしていた。 新型コロナウイルスの感染拡大で店舗の営業見直しが広がる中、グループ間の連携強化が不可欠だと判断した。 コナカは20年7月1日付でサマンサを子会社化する。 サマンサがコナカ傘下のフィットハウス(岐阜県可児市)を吸収合併する。 吸収合併を受けてフィットハウスは消滅する。 同社は東海地区を中心に、海外ブランドの服飾雑貨を扱う業態を約30店舗運営している。 コナカはサマンサの子会社化について「グループの連携を強化し、財務基盤の安定のため」と説明する。 サマンサは20年2月期の最終損益が23億円の赤字(前の期は13億円の赤字)と、4期連続で最終赤字だった。 今年2月末時点で有利子負債は78億円と、現預金(16億円)に対し高水準にある。 政府の緊急事態宣言で、国内の257店舗中253店が臨時休業中で資金繰りが困難になる可能性が増していた。 サマンサは19年4月に創業者の寺田和正氏が社長を辞任。 寺田氏は保有するサマンサ株の一部を、コナカ社長の湖中謙介氏に譲渡した。 コナカは同9月に湖中氏が持つサマンサの全株式を取得し、持ち分法適用会社としていた。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、コナカやサマンサでは店舗の営業見直しが相次いでいる。 臨時休業で業績が落ち込む中、グループの連携を強化し財務基盤を安定させる考えだ。

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