華麗に舞って見せるわ ポケモン。 【ポケモンGO】GOロケット団したっぱのセリフ別使用ポケモンとおすすめ対策パーティ

ポケモンと嫁と地方の果て

華麗に舞って見せるわ ポケモン

・使用ポケモン• ニョロボン• ラプラス• カビゴン• ギャラドス• カイリュー• サーナイト ゲットチャレンジに出現する可能性のあるポケモン• ラプラス 主な対策ポケモン• ライコウ• エレキブル• メタグロス• カイリキー• バンギラス• マンムー• ディアルガ 今後のアップデートでさらにシャドウポケモンが追加される可能性あり ロケット団したっぱの使用するシャドウポケモンは、アップデートにより種類が増加していきます。

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【NIA】ポケモンGO Lv.1405【ポケゴ】

華麗に舞って見せるわ ポケモン

こんにちは、です。 今回は2019年9月22日 日 に行われた第5回真皇杯本戦で使用した構築について書こうと思います。 使用した構築は以下になります。 見た目はコケコですが、宇宙から隕石を落下させる要素として「あの」を持ってきました。 タイトルの「Thank you,Friends!! 」ですが、私の好きなアニメのの曲のタイトルで、のレーティングバトルを始めてから約6年間ずっと一緒に戦ってきてくれた、メガ枠でお世話になってきたやよく使っている砂パのエースの、1年くらいしか使っていないが関選を勝ち抜いてくれたコケコに対してありがとうと言いたかったのでこんな感じのタイトルにした。 こいついつも構築名に曲名使ってるな。 【構築経緯】 今回の第5回真皇杯の本戦を自分の今までやって来たというゲームの集大成にしようと思っていたので、レートをやり始めたXYから、USMの中で「自分がそれぞれでお世話になったで勝ちに行く」ことを考えた。 刺さる相手にはとことん刺さり、苦手な構築にも麻痺ワンチャンで上振れて勝ちを拾えることもあるのでもってこいだと思った。 また去年の本戦もコケコを使っている方が出場されたため、今年は自分が本戦でコケコを使って予選抜けをしたいという思いもあった。 コケライマンダの並びは強い。 自分のマンダはを覚えられないらしいので恩返し1ウエポンだがそもそもを使う気が無い。 は私がある実況者さんの影響で、レートを始めたXYから今まで使ってきたとても好きなのため絶対に使いたいと思った。 ここで関選の時にコケコの裏にカバドリの砂構築を置いて勝つことができたので、今回もそのギミックを考えた。 関東の時は砂始動要員の、砂エースのと「 相手から見える砂」だった。 そこで今回は「 相手から見えない砂」を持っていくことにした。 砂嵐をするのでの特性は当然砂かきを採用した。 ちなみに砂嵐で自身初2000達成記事です。 これで2000に行けたのが未だに不思議でなりません。 ちなみに使うのは初めて。 関選の時にコケコの裏に砂を置くことがうまくいったので、「見えない砂」のギミックとして採用した。 上から砂嵐をしつつ、構築で若干重めな系統に対して削りを入れられるように素早さを準速FC抜きまで降りつつ、最低限の耐久を確保した。 技は砂嵐でやに対する打点として冷凍ビームは確定。 あとは一致打点でにしたが蜻蛉返りがほしい時もあるので技スペースが足りない。 こいつの働きでを通せるかどうかが決まってくる。 関選の時は最速個体を使用していたが、相手のコケコ対面を想定した場合に最速にしても相手のコケコと同速のため、挑発の打ち合いなどで無駄にフィールドターンを使いたくなかったため、自然の怒りでHPを削った後に後攻蜻蛉でに繋げる2ターンの動きを確実にしたかったので最速抜きまで落としてDに回した。 霊獣ランドや、に対する自然の怒りの削りが非常に重要で、自然の怒りが当たらないと即ゲームセットという事態にもなりえる。 本戦では外すことなく全部当ててくれた。 調整や技は関選の時と同じ。 コケコが頑張って起点作って華麗に3タテする。 刺さる相手にはとことん刺さるためで3タテすることも珍しくない。 本戦で勝った3試合はすべてコケコを通して勝ったものだった。 の専用Zであるの確定麻痺がぶっ壊れ。 コケコは最強である。 物理先制技はやめてくださいお願いします。 身代わりではなくを入れた腕白マンダを採用することも考えていましたが、もし身代わりがあれば勝っていたという試合があった場合に、悔やんでも悔やみきれないと思ったのでいつも使っている恩返し1ウエポンを採用した。 調整や技は関選の時と同じ。 のびっくり砂嵐から展開していき3タテを狙う砂エース。 相手たら補完枠の型破り的に見える はずな ので、それでなどの選出を抑制できたらいいなという役割もある。 コケコが白旗を上げる軸に対して頑張ってもらう予定。 相手の選出は地面の一貫を切れるは確定、もしが型破りに見えてるのであればやゲンガーは出しにくいかなと考え、積まれてなければコケコを1回は受けることができる、最後はがXなら来そうだなと思った。 こちら自然の怒りで削りを入れる、HPバーの色に変化がないことからHP奇数で混乱実の線は薄そうと判断。 相手岩石封じを外す ズル。 相手岩石封じを当てる。 相手がをしてきたらを安全に着地することができてかつコケコを温存出来るので、マンダをクッションにしつつもう一度を展開できる。 相手はを選択、こちら後攻とんぼ返り成功でを繰り出す。 ここでが出てきたため裏が少し分からなくなる。 コケコに出てくるはほぼXであるため、アロライZで落とすことはできないが、最悪麻痺させておけば裏のマンダで何とかなると判断してアロライZを打った。 メザXに対して約7割入り、が痺れて動けない ズル2。 フィールド10万ボルトでを落として勝ち。 をしたところ、はパージエアスラ型だったのでリザが動いていたら負けてたので麻痺に助けられた。 コケコはこれが強い。 相手の選出は正直読めなかったがリザをメガ、ガブをスカーフ、を襷、ミミボルトをZと持ち物を軽く予想して試合を組み立てることにした。 1手目から持ち物を外して正直混乱した。 相手はヘドヴェで居座り。 5体は持っていくことが出来て、そこからで勝負できると判断してフィールドの再展開を諦めてコケコを切ることにした。 相手はして思念の頭突きを選択しコケコが倒される。 冷凍パンチがないのなら裏次第でマンダで起点にできると判断して全抜きから全抜きに変更。 相手はからに交換してZを透かす。 Zは透かされたが、こちらとしてはが1舞しても抜けないスカーフを倒すことができたので悪くはなかった。 こちらは10万ボルトでの襷を潰しつつ麻痺を狙う。 麻痺はしなかったがの岩石封じが外れる ズル。 こちらは10万ボルトで確実に削りを入れてが落とされる。 相手は思念の頭突きを選択、冷凍パンチがある場合はここで必ず打ってくるため冷凍パンチはないと断定。 に3加速されないように気を付ける立ち回りを心がける。 反動でが落ちずにミリ耐えする。 コケコにもっと火力くれ。 2ターン目の時に守るをしてこなかったので守るはないのかなと思ってZを温存しようかと考えたが、2ターン目は守るがあってもコケコを抜くことが出来るためあまり打つ必要がなく、守るを隠していてこのターンで撃たれた場合、が素早さを抜かれて倒されるので守るを考慮してアロライZで確実にを落とすことにした。 は守らずに上からアロライZが通ってを倒す。 こちらは対雨への切り札の草結びを選択、を落としたと思ったらHDに振っていたらしく耐えられてオボンが発動、思わず「硬ってぇ!!!!」と大声で言ってしまった。 うるさくてすいませんでした。 ここでがあったらが倒されて、裏次第では負けると思ったがは熱湯を選択しては生き残った。 をしたところ、選出が間に合わず裏がだったらしい。 ワンチャン雨使っててくれないかなと思ったががいて頭を抱えた。 のせいでコケコが全く刺さっていないのでマンダの砂選出で行くことにした。 選出は不意打ちでを確定2体持っていける、万が一コケコが来ても良いように電気の一貫を切れるとして最後は、仮にコケコを切るのであればはそんなに役割がないと思い、に対してある程度有利が取れるが8割、キンシでターンを稼ぐことが出来て影うちでを縛れるが2割と思った。 こちらの裏はマンダとほぼ決め打たれてていいと思っていたため、仮ににがなかった場合に一方的に有利をとれるは切らずにでを透かしに来るかなと思って身代わりを選択、相手は居座って炎の牙を打ってきて頭を抱える。 どこからどう見ても襷の投げ方をされたがワンチャン違うことを期待してを打つも電光石火でが落とされる。 襷を温存するため交代すると読み竜の舞を選択、裏がだった場合は身代わりを残したりしてワンチャンが狙えると思ったが、出てきたのがだったためほぼゲームセット。 選出もプレイングもなにもかもが負けてた。 相手の選出をとのケアをしつつ電気の一貫を切れる、の負担を軽減しつつ対ブルルへの駒としてまで確定として、ラストの1枠をラッキーかと考えて、型破りに見えててほしいお祈りでラッキーを重めに見た。 こちらは相性的にきついが、ティラミスぽけさんと当たったら一番勝率が高いと踏んだのがコケコマンダだったのでその並びで行くことにした。 相手はを選択してコケコが倒される。 正直きつかったがアロライZで麻痺させてマンダに頑張ってもらうしかなかったのでアロライZを打つ。 相手のは痺れずにを選択。 またトリルにやられるのかと思った。 こちらはもう麻痺を引くしかないのでそれ期待の竜の舞。 相手は痺れずに呪いで詰めに掛かる。 こちらは羽休め。 関選の3決と流れが似てる。 ラッキーを出してくれたらまだ勝ち目があったかなと思ったが、トリルに切り返される自分が一番されたくなかったことをされて正直どうしようもなかった。 相手の選出はコケコブルルを見れる、マンダブルルのケアをしつつ宿り木などでサイクルができそうな、ラストはこちらのなども考えてバンギは出しずらいかなと考えて、フィールドを潰すことが出来るレかなと思いバンギを若干切り気味に動いた。 ここでが耐久振りと考える。 ヘドロ爆弾でコケコが倒される。 でを落としにかかるもまさかのミリ耐えされてヘドロ爆弾で削られる。 あとでダメ計したらHDだったら半分からでもを耐えるらしい。 この時はマジで「え!!??」みたいな声出してしばらく頭を抱えてた気がする。 この時点で裏はカグヤが濃厚になりを残さないともうきつくなったためブルルに交代をしたら、そこに追い打ちを決められてが落とされてthe end。 良い技持ってるなぁと思いながら頭抱えた。 でコケコの止め方で、自分はレのフィールドを絡めて電気技の火力を下げてくると思ったが、リホウさんは電気の一貫を切れないので無理やりで受けるしかなかったと言っていたのでその線を考えられていなかったとその時に思った。 それでも思っていたであろうを追い打ちバンギで狩るプランを通し切ったリホウさんが強かったです。 自分の構築はマンマンガルドの並びが果てしなく重い。 しかもやんこさんは裏メガでがいるためありえんほどきつい。 砂嵐をしないと話にならないので砂嵐を選択。 相手は冷凍ビームのケアでに交代。 相手はでを削る。 こちらはキングシールドを読んでに引くか迷ったが、殴られてが削られたらゲームが終わるので冷凍ビームで居座り。 か剣の舞で迷ったが相手がもしさらさら岩でないと読んでいるならキングシールドで砂ターンを枯らしてで上から殴れると思ってキングシールド読みの剣の舞を選択、相手はキングシールドを選択。 相手は引き。 ここで砂嵐が切れる。 このターンがお互いのだったと思う。 自分はこの時点で裏は1点読みしており、はやんこさんがよく使うハイボ大文字羽身代わりと考えていた。 居座ったら落ちても炎技で落とされる。 ハイボ読みでに引いてもハイボ連打で削られて裏ので礫連打されて 負け。 こちらのマンダの火力が舞わないと無いに等しいため舞うしかないがそのターンにハイボを受ける。 恩返しで相手のを落としても裏ので礫を打たれてこちらのが落とされる。 そしてと 襷はステロで潰している の素早さ勝負になり、こちらのはS実数値138であるため、やんこさんが普段から使っている意地なら抜いてアイヘで 勝ち、もし陽気だった場合は抜かれて 負け。 避けたらで落とす 耐えられた場合はほぼ負けなので落ちる前提。 明らかに礫では落ちないので裏のとS勝負して抜いたら 勝ち、抜かれても裏のの威嚇がに入り氷柱針のヒット数勝負になる。 急所非考慮として氷柱針が2発ならその後の礫を耐えて 勝ち、4発以上当たったら 負け、3発はきわどい。 急所非考慮で裏のが礫を打った場合は耐えてアイヘで 勝ち。 ならS勝負で抜いたら 勝ち、抜かれたら裏のの威嚇がに入り氷柱針のヒット数勝負で、急所非考慮として氷柱針が2発なら礫を耐えて 勝ち、3発はわからん、4発以上は 負け。 と居座った時の方が勝ち筋が多いと判断してで居座りを選択。 相手は交代読みであろうを選択、思った通り礫を耐えられるHPを残して耐える。 これは来た!と思いが通るが 絶望のミリ耐え。 が火力ないのかマンダが硬すぎるのか。 で落ちる前提でゲームプランを考えていたのでこの時点でもう終わったと思った。 相手は予想通りを選択、終わったと思ったら奇跡的にが耐えてで相手のを落とす。 が撒いたで襷の可能性を潰す。 氷の礫でが落とされる。 恩返しを打つが落ちるわけはない。 そして運命の氷柱針ヒット数勝負。 めっちゃ祈る。 礫で落ちそうだったが今まで幾度の奇跡を起こした腕白を信じることにした。 滅茶苦茶祈ったがの氷の礫でが落とされて負け。 後でダメ計したら乱数下2つを引いたら耐えてたっぽい。 をしたがやはりあの9ターン目が勝負だったということ。 自分としては結果的には負けてしまったが、相性的に一方的にボコられる可能性もあった むしろその方が可能性高かった やんこさん相手に最後まで勝ち筋を終える試合が出来て良かったと思う。 けどやっぱり悔しい。 あと来ないと思ってたけど初手に来たから砂嵐してきそうと思ったらマジでしてきたと言われてマジかよってなった。 この人すげぇ。 結果的には予選を抜けることはできませんでしたが、全国から集まった強者の皆さん相手に自分がしたい試合を行うことが出来たと思う。 けどやっぱり悔しい。 わがまま聞いてくれたたぴおかありがとう。 構築は予選のような対面とは違い、ブルドヒで彼がよく使ってた構築だった。 選出予想としてコケコをストップできる、ケアでポリ2、残りはを止めるためにかで考えていたが、だと構築単位でパワーが足りないため寄りで考えた。 こちらはコケコが全く刺さらず、砂がとても刺さっていたのでマンダの砂選出で行くことにした。 相手は宿り木のタネを選択。 たぴおかが「初手?砂嵐でもすんのか?」と言ってきたのでマジかよってなった 2回目。 相手は交代読みの宿り木連打。 相手は身代わりを選択。 相手はに交代。 いないのかなと考える。 なんとか2発ストップも当然のように恩返しを耐えられる。 氷柱針でが倒される。 さっきに後投げしたのがスカーフだったのでを削られたくなかったのかなと思い、引くならここのような気がして剣の舞を選択。 相手は氷柱針で居座り、急所込みで3発当てる。 おいこらたぴおか。 を倒す。 ここで出さないならポリ2は無いと思い裏をがと想定。 舞っているので守るでも貫通できるハガネZを選択。 相手はに引いてきたがステロ込みでを落とす。 でキッチリ落として勝ち。 リベンジ成功やったね!対戦成績は1-1になったので7世代の残りのオフとかで対戦して勝ち越したいと思った。 【あとがき】 ここまで見てくださった方ありがとうございました!去年は北陸予選であと1勝足りずに真皇杯本戦に出場できませんでしたが、今年は真皇杯本戦進出という自分の目標を達成することが出来ました。 本戦ではもちろん勝ちたいという気持ちもありましたが、せっかく全国の強者と対戦することができる最高の舞台に来ることが出来たので、まずは自分が全力で楽しむことにしようと思いました。 同じ関選を勝ち上がったこうはさんも「今日がやってて最高に楽しかった日にしたい」と言っていたのでその通りだと思った。 結果は残念ながら予選落ちでしたが、本戦に持ってきた6体も予選の間の自分のプレイングも自分がその時それで良い!と思ったことをした結果だったので悔いはないです。 コケコで3タテしたり砂嵐も見せることもできたりしたのですごく楽しくをすることが出来たと思います。 かっこいい! あと個人的なことになりますがリアルとかの事情もあり、この真皇杯本戦を1つの区切りとして第7世代を最後にしてしばらくから離れようかなと思ってます そもそもswitch買ってない。 初めてオフに出たのが2年前の第3回真皇杯北陸予選でそこからたくさんのオフに出て、たくさんの方と知り合うことが出来て自分はとても幸せだったと思います。 もしダイヤモンドパールのリメイクが出てが戻ってきたら、それに合わせて戻ったり戻らなかったり。 もしかしたら皆さんが第8世代のソードシールドをやってるをのTLで見て、switch買ってふらっとオフに出たりしたら「戻ってきたんかーいww」とか言ってくれながら、孵化余りとか貰えたら嬉しいです。 ちなみに第7世代の出場予定のオフは、 <確定> 第2回三日月オフ 第22回オフ 第8回バトンタッチオフ 第6回サブロー <予定大丈夫なら出れそう> 第4回東雲杯 第10回関西シングルFESTA となります。 優勝目指して頑張ります! 記事長くなりましたがここで終わろうと思います。

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【ポケモンGO】ロケット団セリフ別使用ポケモンとゲット可能なシャドウポケモン一覧【2019年11月版】

華麗に舞って見せるわ ポケモン

次の街ハナダシティに向かっているリーリエ達。 今日はもう夕暮れ時、オツキミ山付近のポケモンセンターで宿を取ることになった。 「もうすぐポケモンセンターに着く頃だ」 「やっとか〜。 僕はもうクタクタだよ」 「サトルはもう少し体力つけたほうがいいと思うよ」 いつも通りカノンはサトルを茶化していると… 「コーン?」 何かの気配に気づいたシロンは辺りを見渡し始めた。 「どうしたのですか、シロン?」 「ヒッコ」 「ピカ?」 「ヒコザル?」 「ピカチュウもどうしたんだ?」 シロンに続いてヒコザルとピカチュウも辺りを見渡し始める。 三匹はリーリエ達から離れると、茂みの奥の方へと入って行った。 不思議に思いながらもリーリエ達もシロン達の跡を追いかけては茂みの奥へと入って行った。 すると、そこには二体のポケモンが身を寄せていた。 「ピィとピッピだ!」 『これは、さっそくデータアップロードだロト!』 サトルがそのポケモン達の名前を言うと、すかさずロトムはそのポケモン達の解説に入った。 『ピィ ほしがたポケモン フェアリータイプ そのシルエットからお星様の生まれ変わりだと信じられている。 ピィをよく見た場所には流れ星が落ちてくると噂されている』 『ピッピ ようせいポケモン フェアリータイプ ピィの進化系、満月の夜には仲間を集めてダンスを踊る。 月の光を浴びて浮かぶこともできる』 「だが、なんでピィとピッピがこんな所に?」 『たしかに、ピィとピッピは主にこの先にあるオツキミ山の周辺を住処にしているはずだ。 でも、ここからオツキミ山までまだ少し離れてるロト!』 そう、ピィとピッピは滅多に人前に姿を現さないとされている珍しいポケモンだ。 だから、タケシとロトムは自分たちの住処から離れた場所にいるピィとピッピに対して疑問を浮かべているのだ。 「コーン?」 「ピィ…」 「ピッピ…」 「ねぇ、なんか元気がないみたいだよ」 「これはオツキミ山で何かあったのかもしれないな」 「ポケモンセンターに着きましたら、ジョーイさんに聞いてみましょうか?」 「そうだね。 ジョーイさんなら何か知っているかもしれない」 「ジョーイさんには俺が聞く!」 「はい…はい…」 シロン達に付き添ってもらいながらピィとピッピを連れてリーリエ達はオツキミ山のポケモンセンターへと急いで向かった。 「見えてきました!」 「おお!!!あの方は!」 ポケモンセンターの近くまで行くと、急にタケシは何かを見つけたかのようにポケモンセンターの方へと全速力で走り出した。 リーリエ達も目を凝らしてみると、ポケモンセンターの前にはジュンサーさんの姿があった。 「ジュンサーさーん!!!」 いつも通り、タケシはジュンサーに口説きにはいる。 「こんにちは、ジュンサーさん。 あの…何かあったのですか?」 「それが、じつはね…」 「「ジュンサーさん!!」」 声がした方へ向くと、オツキミ山から二人のトレーナーが慌ただしくオツキミ山から走ってきた。 「あいつ強すぎて俺たちの手に負えないですよ」 「すみませんが、他をあたって下さい」 そう言い残してトレーナー達は急いでポケモンセンターの中へと入って行った。 あの二人の様子を見てオツキミ山で何かあったことは確かなようだ。 ジュンサーは改めてリーリエの質問に応えた。 「それがね。 オツキミ山を独占しているポケモンが出て来たの」 「オツキミ山を!!!」 「そうか…それでピィやピッピはそいつに恐れてオツキミ山から降りて来たのか」 「タケシ!復活はやっ!!」 「やぁ!」 毒の痺れから解放されたタケシも加わった所でジュンサーはさらに説明し始める。 「それでね。 腕の立つトレーナーにそのポケモンの捕獲をお願いしているのだけど、そのポケモンがなかなか強くてね。 それに他のポケモンと群れを成しているからゲットしに行ったトレーナーたちはみんな返り討ちにあってしまうの」 「そのポケモンはどんなポケモンなのですか?」 ジュンサーから聞いたそのポケモン達の名前をカノンとサトルはポケモン図鑑で調べ始めた。 『ズルッグ だっぴポケモン 悪・格闘タイプ 視線が合った相手にいきなり頭突き攻撃を仕掛ける。 皮を首まで上げて防御の体勢を取る。 ゴムのような弾力でダメージを減らす』 『ズルズキン あくとうポケモン 悪・格闘タイプ ズルッグの進化系。 縄張りに入って来た相手を集団で叩きのめす。 キック攻撃でコンクリートブロックを破壊する』 「ズルッグにその進化系のズルズキンか」 「怖そうなポケモンですね」 「グループを作っているのなら、おそらくこの進化系のズルズキンがリーダーであることは間違いないな」 「じゃあ、この親玉を倒せばいいってこと?」 「そうだね」 ポケモン図鑑から目を離したリーリエ達はオツキミ山の方へと振り向いた。 さっきのトレーナー達の様子からズルッグとズルズキンのレベルは相当なものであることが分かった。 ジュンサーからの話でも何人者のトレーナーが逃げ帰ってると聞いている。 そんなポケモンに勝てるであろうか。 もし、また無暗に突っ走ってニビシティでの科学博物館の時みたいに太刀打ちできなかったらどうしようとリーリエ達は考えてしまった。 「コーン…」 「シロン」 シロンは寂しげな表情でリーリエを見つめている。 ふと、ピィとピッピの方にも目をやると二匹とも身体を震わせながら怯えていた。 「やはり…放っておくわけには行きません」 そう呟くとリーリエはカノン、サトル、タケシと目を合わせる。 三人もリーリエと同じ気持ちのようだ。 リーリエの考えに賛同し、ゆっくりと頷いた。 だけど、逆にみんなの気持ちが軽くなったのでよかったと思う。 「分かりました。 みなさんご協力感謝致します」 リーリエ達は一度ポケモンセンターでポケモン達を回復させ、最低限の準備を整えたうえでオツキミ山の中へと入って行った。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 オツキミ山は流れ星が頻繁に観測される山と言われ、ポケモンの進化に必要とされる月の石がよく発掘されることでも有名である。 内部には何処にあるか分からないがおつきみ広場と呼ばれる空間がある。 そこには巨大月の石が供えられており、満月の夜になるとその周りをピィやピッピ、ピクシー達が神様を祀る踊りが行われるのだ。 その様子からピッピ達は宇宙から来たポケモンではないかという説が出回ったのだ。 「まずはズルズキン達の生態や弱点をしっかりと分かっておかないといけないよね」 「ロトム。 先ほどの図鑑のデータからズルズキン達について調べてもらえませんか?」 『お安いことだロト!』 リーリエ達はまずオツキミ山を探索しながらズルズキン達の情報を集めた。 『ズルッグとズルズキンは何方とも悪・格闘タイプ。 この二体に有効なタイプは共通しているロト!つまり、飛行タイプ。 格闘タイプ。 フェアリータイプが有効ロト!』 「ありがとうございます。 そして各々の役割を決めながら、リーリエ達は洞窟内を探索して行く。 「コン?」 「どうしたのですかシロン?」 「ねぇ!何か聞こえないか?」 すると、いきなり真上から空気を切る音が聞こえて来た。 その音に気づいたリーリエ達は見上げると、何がこちらに飛んでくる影が見えた。 その影はもうスピードでリーリエ達の手前へと落ちると、その衝撃でリーリエ達は思わず尻餅をついてしまった。 「きゃあぁぁ!!!」 「何だ!!!」 「何かが飛んできました!」 ゆっくりとその場に立ち上がると、目を凝らして一面に舞う砂煙の中に浮かび上がる影を凝視する。 その影の正体はリーリエ達が探していたポケモンだった。 『ビビッッ!!!ズルッグだロト!』 飛んで来た正体はズルッグだった。 突然の事に驚いてしまったが、驚いている暇などリーリエ達にはなかった。 見ると彼方此方にそびえ立つ岩山の後ろから、次々にズルッグ達が顔を見せていた。 そしてリーリエ達の方へと一斉に睨みつけてきた。 「早速、囲まれたか」 「「「ズキィィィィィ!!!」」」 数十匹はいるであろう。 あまりの数の多さにサトルはあらかじめこの場合の対策として一体のポケモンをモンスターボールから繰り出した。 クルマユの草笛によりズルッグ達は次々と眠っていく。 草笛によってまだ眠っているズルッグもいれば、すぐに目を覚ましては攻撃の体勢をとるズルッグもいた。 それを見たタケシは何かを思い出したようだ。 暫く経つと自身の状態異常を自力で回復させることが出来るんだ」 「それって…つまり…」 「ズルッグに対して眠り攻撃は余り期待できないということになります!」 「そんな〜!!!頼みの草笛が!!!」 その言葉通りズルッグ達は一斉にリーリエ達に向かって突進していく。 「「ピィィ!!!」」 「あっ!ピィ!ピッピ!」 ズルッグ達の攻撃に恐怖を感じてしまったピィとピッピはその場から一目散に逃げてしまった。 「ダメだ!いったん引こう!!!」 マシンガンのように続けざまに飛んでくるズルッグ達の頭突き攻撃に為すすべがなく、リーリエ達は一旦その場からすぐさま退散することにした。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「ハア…ハア」 「なんとか…振り切ったね」 ズルッグ達が追いかけてこないことを確認した後、岩山を背にして休息を取ることにした。 ズルッグ達の攻撃を切り抜けたリーリエ達はもう一度体制を立て直すべく作戦を考え直すことにした。 「どうしましょう。 あんなに数のズルッグ達を一度に相手にするのには、相当厳しいと思います」 「これは…親玉のズルズキンを倒すしか手がないな」 「だけど、それこそズルズキンと対峙している時に仲間を呼ばれたら。 それこそ大変だと思うよ」 「くっ〜!!!せめてズルッグ達の考えていることが分かれば苦労しないんだけどなぁ〜」 「まぁ、それが出来たら確かに苦労はしないと思うけど…」 サトルのその言葉にリーリエ達は全員一斉にロトムの方へと振り返る。 その様子を岩山の影からリーリエ達は覗いていた。 どうやら、ポケモンの言葉の通訳機を内蔵されているロトムならズルッグ達がオツキミ山を潜伏した理由を聞けるかもしれないと考えたようだ。 「ロトム…大丈夫でしょうか」 「コ〜ン…」 「わ…分からないけど、もしロトムがズルッグ達から暴れまわっている理由を聞き出すことができたら、すぐに解決できそうだけどね」 「まぁ、そこはロトムに任せるしかないな」 「頑張れ。 『君たちが好き好んで暴れまわるようなポケモンではないことは君たちのその純粋さに満ちた目を見れば分かるロト。 さぁ、何か困ったことがあればボクに遠慮なく話してみるロトよ』 すると、先ほどまで目を細めて警戒心を先立てていたズルッグ達であったが、ロトムのその言葉に落ち着きを取り戻したみたいだ。 警戒するのをやめた一体のズルッグがロトムの方へと近づいて行った。 作戦は成功した。 …かのように見えた 『あれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』 「「「「ロ…ロトム!!!」」」」 野生の脅威は…そんなに甘くはなかった。 もう、話合いの余地はない。 リーリエはシロンを前に出すと、すぐさま攻撃を仕掛けた。 シロンの人吹だけでも前方を数十体で固めていたズルッグ達は後方へと吹き飛ばすことができた。 この調子なら大丈夫だと安堵した。 その時 !!!ズキィィィィィィン!!! 洞窟内に突然として響き渡る鳴き声にリーリエ達は思わず身震いしてしまった。 だが、それはリーリエ達だけではない。 さっきまで敵意を表していたズルッグ達も互いの顔を見合わせながら焦り始めた。 山彦のように響き渡った声は徐々に止んで行くと同時に、その声の主がリーリエ達の前に姿を現した。 『出たロト!!!』 リーリエ達の前に現れたのは、オツキミ山に入る前に図鑑で確認したもう一体。 ズルッグ達を率いるそのポケモンであった。 「親玉の…ズルズキンだ!」 再び雄叫び上げたズルズキン。 それと同時に主ポケモンのように吹き上げられたオーラに押されてしまい、リーリエ達は思わず後ずさりしてしまった。 しかし、押されながらもすぐにサトルはピカチュウを前にカノンとタケシもそれぞれのモンスターボールを片手に取ると、一斉にポケモンを繰り出した。 変則的に向かってくる攻撃に、ズルズキンも自分の攻撃に移せないでいた。 さっきとは打って変わってリーリエ達が優先し出している。 「いいぞ!みんな!」 次々に攻撃が決まって行くが 「ズキィィィィ!」 図に乗るなぁ。 と言わんばかりにズルズキンは再度雄叫び上げると、一瞬にしてシロン達の猛攻撃を一瞬にして腕を使って大きく一振りに打ち消したのだ。 やはり進化系であるズルズキンは他のズルッグ達よりも明らかにパワーが違っていた。 さっきよりも鋭い目つきで前のめりに顔を突き出してきたその表情にリーリエ達に緊張が走る。 「えっ?」 そのズルズキンの表情に何かを感じたのか。 リーリエの顔は徐々に雲がかかったのかのように青ざめていく。 「どうしたのリーリエ!」 それに気づいたカノンはリーリエの肩に手を置いた。 「はい。 あのズルズキンから…」 「ズキィィィィ!」 だが、リーリエの言葉を遮るようにズルズキンはシロン達に向かって攻撃を繰り出すべく猛烈な威圧を漂わせながら飛びかかってきた。 『来るロト!』 ドス黒いエネルギーを拳に纏うとズルズキンはシロン達にその拳を振りかざさした。 だが、ズルズキンのパワーによって二体はそのまま地面へと叩きつけられてしまった。 叩きつけられた二体は立ち上がると、ゆらゆらとふらつき始めた。 ズルズキンの攻撃に相当なダメージが入ってしまったからと思ったが、ピカチュウとグレッグルは千鳥足になっている様子からこれはダメージによるものではないと分かった。 そう、二体は混乱状態に堕ちていたのだ。 だが、この技は相手を混乱状態にするだけでなく、相手をイラつかせ闘争心露わにし、攻撃力までも上げてしまうというリスクもある技。 だが見た所、二体の攻撃力は上がっている様子はない。 【いばる】による技ではないのか。 そんな事を考えている間に二体に向かってズルズキンは再度攻撃を仕掛けた。 黒いオーラを纏わせた一撃を決めて来た。 「ピカチュウ!!!」 「グレッグル!!!」 「なんだあの技は!!!」 「ロトム!あのズルズキン、なんて技使ってるの?」 次々に繰り出す意図のわからないズルズキンの攻撃。 リーリエの指示にロトムはズルズキンのデータからそれに該当する技を調べ始めた。 だが… 『からない…』 「えっ?」 予想だにしない答えが返って来た。 『分からないロト!こんな事がありえるロトか!あのズルズキンが使っている技、どれもデータにないロト!!!』 「それって…一体」 そんな事にサトルとカノンも自身のポケモン図鑑でズルズキンを調べ始めた。 確かにロトムと同様、二人のポケモン図鑑でもあのズルズキンが使ってきた技が一つも当てはまらないでいる。 ありもしない事に理解が追いつかないでいる。 そんなリーリエ達にズルズキンは容赦なく技を繰り出して行く。 ズルズキンはダメージを受けながらもムックルに向かって飛びかかる。 「危ない!ムックルが!」 「【かげぶんしん】で躱して下さい!」 いくつもの自分の分身がズルズキンの周りを包囲したが、ズルズキンは思いっきり回転して、分身ごと拳でムックルを薙ぎ払った。 「ムックル!!!」 地面へと追撃したムックルをリーリエは急いで抱きかかえる。 さらにズルズキンの指示の元、ズルッグ達の頭突きの嵐が巻き起こる。 『絶体絶命ロト!!!』 怒涛の攻撃を繰り返すズルッグに予想だにしない技を繰り出すズルズキンにリーリエ達は苦戦を申し立てられる。 勝利を確信したズルズキンはリーリエ達を見下すようにして見ていた。 だけど、負けるわけにはいかない。 残りポケモン達も場に出そうとモンスターボールをかがげると… 「ズキィィィィィ!!!」 「えっ?なになに?」 突然吹っ飛ばされたズルッグ達。 その光景にズルズキンも目を丸くした。 背後から何かの気配に気づいたリーリエ達は同時に振り返た。 「ピィにピッピ!」 「それにピクシーも!」 現れたのはズルッグ達の数に負けないぐらいのピィとピッピ。 そしてピクシーだ。 その中にはオツキミ山に行くまでに会ったピィとピッピもいた。 どうやら、先ほどのピィとピッピが仲間を引き連れてリーリエ達に加戦しにきたのだ。 自分たちの生まれ育ったここオツキミ山を護ろうと戦ってくれているリーリエ達の姿に自分たちも勇気を貰ったのであろうか。 リーダーであるピクシーの合図に一斉に魅惑的な鳴き声をズルズキン達に向かって発した。 「これは…」 『【チャームボイス】ロト!!!』 フェアリータイプの技【チャームボイス】その技にズルッグ達は次々と吹き飛ばされて行く。 中には、ピクシー達に向かって頭突きを仕掛けようとするが、声の壁に阻まれてしまい、届く前に再度吹き飛ばされてしまっていた。 それに効果は抜群の技だ。 ズルッグ達には相当なダメージが入る。 倒れて行く仲間たちを見ながら、どうする事も出来ないとズルッグ達は一目散に逃げ出して行った。 「やったぁ!!!」 「いやまだだ!」 喜ぶのはまだ早い。 タケシの言った通りまだ一体のポケモンがまだリーリエ達の前に立ちはだかっていた。 「ズルズキンがまだ…」 「ズーキィィィィィィィン!!!」 「リーリエ!危ない!!!」 仲間を失ったズルズキンは自分のいま目の前にいるリーリエに向かって攻撃を仕掛けた。 その攻撃を防ごうとムックルはズルズキンに体当たりした。 「ムックル!!!」 ムックルは天井へと高く舞い上がるのと同時に 「クルゥゥゥゥゥ!!!」 ムックルは洞窟内に響き渡るほどの鳴き声をあげた。 そして! 「あっ!!!」 眩い光に包まれると、ムックルは新たな姿。 そして力を授かろうとしていた。 一回り大きくなったそのポケモンは再び鳴き声を洞窟内に響き渡らせた。 『ムクバード むくどりポケモン ノーマル・飛行タイプ ムックルの進化系。 大きなグループを作って行動する習性がある。 森や草原を飛び回る』 「進化…ムクバード!!!」 進化と同時にムクバードは両翼を前に出し、威嚇し始めた。 突然の進化にズルズキンも少しばかりか戸惑い、焦り始めているように見えた。 その感情を振り払おうと、ズルズキンはムクバードに向かって飛びかかった。 ムクバードへと向かってくるズルズキンを前にリーリエは冷静にムクバードに指示を出す。 その意図を察したムクバードもじっとズルズキンの方を見ながらリーリエの指示を待っていた。 ムクバードは目にも止まらね速さで急降下すると、一気に嘴に風のエネルギーを貯め込みながらズルズキンの方へと攻撃を仕掛けた。 ムクバードが煙のように消えたように見えたズルズキンは体勢を崩し、もう相手を見下す余裕などもすっかり無くなっていた。 「ムックバァァァァ!!!」 「ズキィィィィィ!!!」 ムクバードの【つばめがえし】がズルズキンの腹部辺りに決まった。 「決まった!!!」 『効果は抜群ロト!!!』 そのままズルズキンは後ろに聳え立つ岩山に思いっきり叩きつけられた。 「ズッ…ズ…キン…」 流石に蓄積されたダメージが悲鳴を上げてきたようだ。 一度は立ち上がるが、そのままふらつき始めると岩山を背にそのまま座り込んでしまった。 ズルズキンからもう戦う力が残っていないと分かったリーリエはすぐに空のモンスターボールをバックから取り出した。 「お願いいたします。 モンスターボール!」 開閉スイッチが開き、ズルズキンはモンスターボールの中へと吸い込まれていった。 完全にモンスターボールが閉まるまでのカウントダウンが始まる。 ここまでの受けたダメージは大きい。 出てこられたら真面に戦える体力がまだ残っているか難しい。 そのまま収まってくれるか祈るしかない。 完全に閉まった音が洞窟内に響いた。 ズルズキンの捕獲に成功したのだ。 「や…やりました〜」 「やった〜」 無事にズルズキンをモンスターボールに収めたることが出来た。 緊張が解け、脱力感が一気に出てきたリーリエ達はその場に崩れ落ちてしまった。 そして、ポケモン達を早くポケモンセンターへと連れて行くべく、リーリエ達は下山した。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「ご協力ありがとうございました!これで本来オツキミ山に生息しているポケモン達もこれで元の日常に戻れたはずです」 「いえ…」 ズルズキンの捕獲の成功をジュンサーに伝えた後、回復を終えたポケモン達を受け取りにジョーイの元へと向かった。 ズルズキンに結構なダメージを負わされたピカチュウとグレッグルもすぐに元気になるほど、シロン達は元気になっていた。 「みんな大した怪我を負っていなくてよかったです」 「うん!」 「ピッ!!!」 足元から聞こえた声に反応してリーリエとカノンはふと足元に視線を向けると、オツキミ山付近で出会ったあの時のピィとピッピがいた。 「あれ?この子達って…」 「あの時のピィだな」 それに気づいたサトルとタケシもリーリエとカノンの元へと駆け寄った。 すると、ピィはリーリエのスカートの裾を軽く引っ張ると今度はピッピが手をこちらに招く動作を行なった。 その後、二体はポケモンセンターの入り口付近で足を止めると、もう一度リーリエ達の方へと振り向いた。 「ついてきてと言ってるのでしょうか?」 リーリエ達はピィとピッピの跡を追うことにした。 ピィとピッピに連れられてオツキミ山の中へと入って行く。 暫くして、中を歩いて行くと一つの大きな空間へと辿り着いた。 「これって…」 その中心に人一倍に大きな岩石が添えられていた。 過去にここを訪れたことがあるタケシはその岩石が何なのかはすぐに分かった。 満月の光がスポットライトのようにピッピ達と月の石を照らし始めると、その光に反応して月の石もより光輝き始めてきた。 神秘的なダンスと月の光の神々しさにリーリエ達は見惚れてしまった。 「綺麗!!!」 『データアップロードロト!』 「こんな光景に出会えるなんて!わたくし、とても感動しています」 「僕たちにお礼をしているのかな…」 「きっと、そうだろうな」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ピッピ達の神秘的なオツキミ山での夜が明け、リーリエ達はポケモンセンターで出発の準備を整えていた。 「ズルズキンはばっちり回復していますよ」 「ありがとうございます!ジョーイさん!」 治療のほかにいくつかの生体検査を行なったズルズキンはシロン達よりも一足遅くにジョーイから受け取った。 「それで、そのズルズキンはどうするの?」 「預けようにもジュンサーさんもいないよね」 受け取ったのはいいが、すでにジュンサーはポケモンセンターを跡にしていた。 てっきり保護施設へと預けられると思っていたのだがこの場合、ズルズキンをゲットしたのはリーリエとなるため、ズルズキンの主人はリーリエとなる。 よって 「ゲットして貰いたかったから、このまま連れて行くのもありじゃないか?」 タケシの一言により決まった。 ズルズキンは正式にリーリエの手持ちに加えることにしたのだ。 「そうですね!出て来てください!」 「ズキィ…」 モンスターボールから出たズルズキンは受けた傷も癒えてすっかり体力も回復していた。 だが出てきたのはいいが、主人となるリーリエに背を向けてはうっすらとこちらを睨みつけいるだけで、無愛想だ。 「あの…ズルズキン!今日から貴方はわたくし達の仲間です。 逆に新たな仲間が増えて喜んでいるムクバードとコイキング。 反応はそれぞれ違うが皆はズルズキンを歓迎しているようだ。 リーリエもズルズキンと握手しようと手を差し伸べる。 「ズキィ!」 「あれ?」 たが、ズルズキンはその手を握ろうともせずに再びリーリエに背を向けてしまった。 その態度にシロンは困り、キモリは苛立ちを立てていた。 ムクバードとコイキングも唖然とした表情を浮かべていた。 そんな四匹にリーリエも苦笑いで返した。 ズルズキンの様子を見たタケシは優しくリーリエに語りかける。 「旅を通してこれから仲良くなって行けばいいさぁ」 「そうですね!みんな戻ってください!」 リーリエはシロンを残してキモリ達をモンスターボールに戻すと、ポケモンセンターを出て行った。 このまま行けば、今日の昼時には着くであろう。 次のジム戦のことを考えながらリーリエ達はハナダシティに向かっていく。 「「「ピッ!!!!!」」」 すると突然、ピィの鳴き声に気づいたリーリエ達はオツキミ山の方へと目を向けた。 そこにはピィとピッピ、ピクシー達がリーリエ達に手を振っていた。 「「「ズルー!!!!!」」」 さらにはあれほど暴れていたズルッグ達も穏やかなそうにリーリエ達に手を振っていた。 どうやら、ズルッグ達はそのままオツキミ山に居座るつもりでいるようだ。 だが、笑顔を向けて手を振っているその表情からはもう昨日みたいな闘争心を先立っていなかった。 これからはピッピ達と仲良く暮らしていくのであろう。 「さようなら!」 「ズルッグ達もみんなと仲良くするのよ!」 オツキミ山のポケモン達と別れを告げたリーリエ達は次の街ハナダシティに向かって出発した。 二個目のバッジがリーリエ達を待っている。 「そういえば、リーリエ?」 「はい?」 「ズルズキンと対峙した時、リーリエなんか言いかけてたことあったよね?あの時、何があったの?」 「それが……。 今朝はもう見えてなかったのですが、昨日のズルズキンからは少し靄のような物が見えたのです」 「靄?」 「あれ…みなさんは気づきませんでしたか?」 「いや…僕たちには何も」 「何が見えたんだ?」 「それが…」 「黒い…オーラのようなものなんです」.

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