エピペン 使用 方法。 エピペン注射液の適正使用に繋がらなかった服薬指導|リクナビ薬剤師

緊急時のアナフィラキシーショックの治療に処方される「エピペン」とは?【効果・使用方法】

エピペン 使用 方法

アナフィラキシーショック時にアドレナリンを使用しますが,月刊保団連2015年2月号で九州大学・横山武志先生が実際の薬剤としてプレフィルドタイプのアドレナリン注0. 1%シリンジ「テルモ」Rを推奨されています。 一方,エピペンRは「本来医療施設で使用すべき薬剤ではない」と記されていますが,どちらを常備すべきでしょうか。 当方は整形外科診療所でプレフィルドシリンジを常備しています。 (質問者:熊本県 M) 【回答】 エピペンRは,アナフィラキシーを発症したが医療施設への搬送が間に合わない緊急時に使用するために開発された器具です。 医療施設で使用する目的で作られた器具ではありません。 貴施設でプレフィルドシリンジを常備されていることは正解です。 アドレナリンは,アナフィラキシーや重症喘息,心肺蘇生の治療薬として,医療施設に常備する必要があります。 以前は,ボスミンR注のアンプルが常備されていました。 しかし,アナフィラキシーの原因として蜂毒が多いことから,1994年,林野庁に蜂災害防止対策検討会が設置され,そこで,林野庁職員に使用目的を限定したエピペンRの輸入が認められ,翌年から交付されています(文献1)。 また,エピペンRは成人用(0. 3mg)が2003年に薬事承認され,メルク社から販売が開始されました。 2005年には食物や薬物に起因するアナフィラキシーに適応が拡大されています。 また,小児用(0. 15mg)が承認され小児への使用も可能になりました。 現在は,救急救命士や学校教職員,保健所職員がアナフィラキシーを発症した患者に使用することも認められています。 一方で,アドレナリンのプレフィルドシリンジとしてエピクイックRが2000年にテルモ社から発売され,2009年に「アドレナリン注0. 1%シリンジ『テルモ』R(アドレナリン1mg)」と改名されて現在に至っています。 基本的には,エピペンRはアナフィラキシーを発症した患者が自らアドレナリンを注射するための器具です。 使用方法は一般の人でも使用できるように簡便になっていますが,医療施設で使用するものではありません。 本来の目的が異なるため,医療施設で使用するには,多くの欠点があります。 まず,エピペンRでは吸引テストができないため,血管内への誤注入のリスクがあります。 外側大腿部への穿刺が推奨されるのは,この筋肉に血管が少なく,血管内への誤注入を避けるためです。 また,緊急時に着衣のままで使用できるようにするため,その針は厚手の生地を貫けるように22Gと太めになっています(文献2)。 さらに,注入量は,成人用が0. 3mg,小児用が0. 15mgと決まっています。 アドレナリンは2014年に発表された「アナフィラキシーガイドライン」でも第一選択の薬剤に指定されており,症状が続く場合には追加投与することが記載されています(文献3)。 プレフィルドシリンジは内容量が1mgなので1本でも追加投与が可能ですが,エピペンRの場合は1回だけしか使用できない上に,投与量の調節や追加投与はできません。 不注意で穿刺に失敗すれば,その1本が無駄になります。 平成28年度の1本の価格は,プレフィルドシリンジが159円に対して,エピペンRは成人用(0. 3mg)が1万894円,小児用(0. 15mg)が7979円です。 そのほか,プレフィルドシリンジは有効期間が3年以上あるのに対して,エピペンRは1年半で,輸入品になるため実際の使用期間はさらに短くなります。 医療施設でエピペンRを使用することは禁忌ではありませんが,医療施設外での使用を目的としてつくられた製品であること以外にも,安全性やコストなどを考慮し,アドレナリンはプレフィルドシリンジを備えることをお勧めします。 【文献】 1) 佐々木真爾:日農村医会誌. 2000;49 4 :618-25. 2) 医薬品インタビューフォーム. 「アナフィラキシー補助治療剤 アドレナリン注射液 エピペンR注射液0. 15mg,日本薬局方アドレナリン注射液 エピペンR注射液0. 3mg」. 3) 日本アレルギー学会:アナフィラキシーガイドライン. jsaweb. php? スクラップ登録済 関連記事・論文.

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メールによる重要なお知らせ通知プログラム|アナフィラキシー補助治療剤 エピペン

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アナフィラキシーショック時にアドレナリンを使用しますが,月刊保団連2015年2月号で九州大学・横山武志先生が実際の薬剤としてプレフィルドタイプのアドレナリン注0. 1%シリンジ「テルモ」Rを推奨されています。 一方,エピペンRは「本来医療施設で使用すべき薬剤ではない」と記されていますが,どちらを常備すべきでしょうか。 当方は整形外科診療所でプレフィルドシリンジを常備しています。 (質問者:熊本県 M) 【回答】 エピペンRは,アナフィラキシーを発症したが医療施設への搬送が間に合わない緊急時に使用するために開発された器具です。 医療施設で使用する目的で作られた器具ではありません。 貴施設でプレフィルドシリンジを常備されていることは正解です。 アドレナリンは,アナフィラキシーや重症喘息,心肺蘇生の治療薬として,医療施設に常備する必要があります。 以前は,ボスミンR注のアンプルが常備されていました。 しかし,アナフィラキシーの原因として蜂毒が多いことから,1994年,林野庁に蜂災害防止対策検討会が設置され,そこで,林野庁職員に使用目的を限定したエピペンRの輸入が認められ,翌年から交付されています(文献1)。 また,エピペンRは成人用(0. 3mg)が2003年に薬事承認され,メルク社から販売が開始されました。 2005年には食物や薬物に起因するアナフィラキシーに適応が拡大されています。 また,小児用(0. 15mg)が承認され小児への使用も可能になりました。 現在は,救急救命士や学校教職員,保健所職員がアナフィラキシーを発症した患者に使用することも認められています。 一方で,アドレナリンのプレフィルドシリンジとしてエピクイックRが2000年にテルモ社から発売され,2009年に「アドレナリン注0. 1%シリンジ『テルモ』R(アドレナリン1mg)」と改名されて現在に至っています。 基本的には,エピペンRはアナフィラキシーを発症した患者が自らアドレナリンを注射するための器具です。 使用方法は一般の人でも使用できるように簡便になっていますが,医療施設で使用するものではありません。 本来の目的が異なるため,医療施設で使用するには,多くの欠点があります。 まず,エピペンRでは吸引テストができないため,血管内への誤注入のリスクがあります。 外側大腿部への穿刺が推奨されるのは,この筋肉に血管が少なく,血管内への誤注入を避けるためです。 また,緊急時に着衣のままで使用できるようにするため,その針は厚手の生地を貫けるように22Gと太めになっています(文献2)。 さらに,注入量は,成人用が0. 3mg,小児用が0. 15mgと決まっています。 アドレナリンは2014年に発表された「アナフィラキシーガイドライン」でも第一選択の薬剤に指定されており,症状が続く場合には追加投与することが記載されています(文献3)。 プレフィルドシリンジは内容量が1mgなので1本でも追加投与が可能ですが,エピペンRの場合は1回だけしか使用できない上に,投与量の調節や追加投与はできません。 不注意で穿刺に失敗すれば,その1本が無駄になります。 平成28年度の1本の価格は,プレフィルドシリンジが159円に対して,エピペンRは成人用(0. 3mg)が1万894円,小児用(0. 15mg)が7979円です。 そのほか,プレフィルドシリンジは有効期間が3年以上あるのに対して,エピペンRは1年半で,輸入品になるため実際の使用期間はさらに短くなります。 医療施設でエピペンRを使用することは禁忌ではありませんが,医療施設外での使用を目的としてつくられた製品であること以外にも,安全性やコストなどを考慮し,アドレナリンはプレフィルドシリンジを備えることをお勧めします。 【文献】 1) 佐々木真爾:日農村医会誌. 2000;49 4 :618-25. 2) 医薬品インタビューフォーム. 「アナフィラキシー補助治療剤 アドレナリン注射液 エピペンR注射液0. 15mg,日本薬局方アドレナリン注射液 エピペンR注射液0. 3mg」. 3) 日本アレルギー学会:アナフィラキシーガイドライン. jsaweb. php? スクラップ登録済 関連記事・論文.

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エピペン注射液0.3mg

エピペン 使用 方法

本剤を患者に交付する際には、必ずインフォームドコンセントを実施し、本剤交付前に自らが適切に自己注射できるよう、本剤の保存方法、使用方法、使用時に発現する可能性のある副作用等を患者に対して指導し、患者、保護者またはそれに代わり得る適切な者が理解したことを確認した上で交付すること。 [本剤を誤った方法で使用すると手指等への誤注射等の重大な事故につながるおそれがある。 (「用法・用量に関連する使用上の注意」の項および「適用上の注意」の項参照)] 本剤を患者に交付する際には、患者、保護者またはそれに代わり得る適切な者に対して、本剤に関する患者向けの説明文書等を熟読し、また、本剤の練習用エピペントレーナーを用い、日頃から本剤の使用方法について訓練しておくよう指導すること。 [「適用上の注意」の項参照] 本剤は、アナフィラキシー発現時の緊急補助的治療として使用するものであるので、本剤を患者に交付する際には、医療機関での治療に代わり得るものではなく、本剤使用後には必ず医療機関を受診し、適切な治療を受けるよう指導すること。 本剤が大量投与または不慮に静脈内に投与された場合には、急激な血圧上昇により、脳出血を起こす場合があるので、静脈内に投与しないこと。 また、患者に対しても投与部位についての適切な指導を行うこと。 [「適用上の注意」の項参照] 原則禁忌 次の患者には投与しないことを原則とするが、ショック等生命の危機に直面しており、緊急時に用いる場合にはこの限りではない 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 交感神経作動薬に対し過敏な反応を示す患者[アドレナリン受容体が本剤に対し高い感受性を示すおそれがある。 ] 動脈硬化症の患者[本剤の血管収縮作用により、閉塞性血管障害が促進され、冠動脈や脳血管等の攣縮および基質的閉塞があらわれるおそれがある。 ] 甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進症の患者では、頻脈、心房細動がみられることがあり、本剤の投与により悪化するおそれがある。 ] 糖尿病の患者[肝におけるグリコーゲン分解の促進や、インスリン分泌の抑制により、高血糖を招くおそれがある。 ] 精神神経症の患者[一般に交感神経作動薬の中枢神経系の副作用として情緒不安、不眠、錯乱、易刺激性および精神病的状態等があるので悪化するおそれがある。 ] コカイン中毒の患者[コカインは、交感神経末端でのカテコールアミンの再取り込みを阻害するので、本剤の作用が増強されるおそれがある。 ] 投与量が0. 15mg製剤については15kg未満、0. 3mg製剤については30kg未満の患者)[過量投与になるので、通常のアドレナリン注射液を用いて治療すること。 (「用法・用量に関連する使用上の注意」(2)の項参照)] 効能・効果及び用法・用量 通常、成人には0. 3mg製剤を使用し、小児には体重に応じて0. 15mg製剤又は0. 3mg製剤を使用すること。 15mg製剤、体重30kg未満の患者に本剤0. 3mg製剤を投与すると、過量となるおそれがあるので、副作用の発現等に十分な注意が必要であり、本剤以外のアドレナリン製剤の使用についても考慮する必要があるが、0. 本剤は投与量を安定化するため、1管中2mLの薬液が封入されているが、投与されるのは約0. 3mLであり、注射後にも約1. 7mLの薬液が注射器内に残るように設計されていることから、残液の量をみて投与しなかったと誤解するおそれがあるので注意すること。 本剤には安全キャップが装着されており、安全キャップを外すと、予期せぬときに作動するおそれがあるので、本剤の注射を必要とする時まで、絶対に安全キャップを外さないこと。 [「適用上の注意」の項参照] 本剤は一度注射すると、再度注射しても薬液が放出しない仕組みとなっているので、同一の製剤を用いて二度注射しないこと。 本剤は臀部からの注射を避け、大腿部の前外側から注射すること。 また、緊急時には衣服の上からでも注射可能である。 [「適用上の注意」の項参照] 本剤の誤注射を防止するため、指または手等をオレンジ色のニードルカバー先端にあてないよう注意すること。 なお、もし指または手等に誤って本剤を注射した場合には、直ちに医療機関を受診して、適切な処置を受けるよう指導すること。 [「適用上の注意」の項参照] 本剤を患者に交付する際には、上記事項について患者、保護者またはそれに代わり得る適切な者に対して十分指導すること。 本剤はアナフィラキシーショックの救急治療の第一次選択剤であり、ショック時の循環動態を改善するが、その循環動態はショックを起こした原因および病期により異なることがあるので、治療に際し本剤の選択、使用時期には十分注意すること。 本剤は心筋酸素需要を増加させるため、心原性ショックや出血性・外傷性ショック時の使用は避けること。 本剤には昇圧作用のほか血管収縮、気管支拡張作用等もあるので、ショックの初期治療後は他の昇圧薬を用いること。 過度の昇圧反応を起こすことがあり、急性肺水腫、不整脈、心停止等を起こすおそれがあるので、過量投与にならないよう注意すること。 本剤を患者に交付する際には、必ずインフォームドコンセントを実施し、本剤の注射により発現する可能性のある副作用および手指等への誤注射等のリスクについても、十分に説明し指導すること。 相互作用 ハロゲン含有吸入麻酔薬 ハロタン 注1) イソフルラン 注2) セボフルラン 注3) デスフルラン 注4) 頻脈、心室細動発現の危険性が増大する。 これらの薬剤により、心筋のカテコールアミン感受性が亢進すると考えられている。 モノアミン酸化酵素阻害薬 本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。 本剤の代謝酵素を阻害することにより、カテコールアミン感受性が亢進すると考えられている。 三環系抗うつ薬 イミプラミン、 アミトリプチリン等 セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI) ミルナシプラン等 その他の抗うつ薬 マプロチリン等 本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。 アドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを遮断し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させると考えられている。 メチルフェニデート 本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。 アドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを遮断し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させると考えられている。 分娩促進薬 オキシトシン等 バッカクアルカロイド類 エルゴタミン等 本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがある。 これらの薬剤の血管平滑筋収縮作用により、血圧上昇作用を増強すると考えられている。 ジギタリス製剤 異所性不整脈があらわれることがある。 ともに異所性刺激能を有し、不整脈発現の可能性が高くなると考えられている。 キニジン 心室細動があらわれることがある。 相互に心筋に対する作用を増強すると考えられている。 甲状腺製剤 チロキシン等 冠不全発作があらわれることがある。 血糖降下薬 インスリン等 血糖降下薬の作用を減弱させることがある。 本剤の血糖上昇作用によると考えられている。 ブロモクリプチン 血圧上昇、頭痛、痙攣等があらわれることがある。 機序は明らかではないが、本剤の血管収縮作用、血圧上昇作用に影響を及ぼすと考えられている。 利尿剤 チアジド系利尿剤 トリクロルメチアジド ヒドロクロロチアジド等 チアジド系類似剤 インダパミド等 ループ利尿剤 フロセミド等 カリウム保持性利尿剤 スピロノラクトン 本剤の作用が減弱することがある。 手術前の患者に使用する場合、利尿剤の一時休薬等を行うこと。 併用により本剤の血管反応性を低下させることがある。 副作用 本剤を処方する医師は以下の内容について正しく理解するとともに、患者に交付する際には、患者、保護者またはそれに代わり得る適切な者に以下の内容を必ず交付前に説明すること。 本剤を適切に注射するためには、携帯用ケースのふたを開けて注射器を取り出し、青色の安全キャップを外し、投与部位が動かないようにしっかり押さえ、大腿部の前外側にオレンジ色のニードルカバー先端を数秒間強く押し付けて注射する。 適正に本剤が作動した場合には、オレンジ色のニードルカバーが伸びる。 本剤を大腿部の前外側以外の尻や身体の他の部分に注射しないこと。 注射時に投与部位が動くと注射部位を損傷したり、針が曲がって抜けなくなったりするおそれがあるので 、投与部位をしっかり押さえるなど注意すること。 本剤は光で分解しやすいため、携帯用ケースに収められた状態で保存し、使用前に携帯用ケースから取り出すこと。 本剤には有効期限が記載されている。 有効期間に注意して、有効期限が来る前に新しい製品の処方を受けること。 本剤が変色していたり、沈殿物が認められたりしないか定期的に確認すること。 認められた場合、本剤を使用せず新しい製品の処方を受けること。 本剤を使用した場合あるいは使用する必要がなくなった場合には、医療機関等へ本剤を提出すること。 携帯用ケース及び本剤を落とさないように注意すること。 落としてしまった場合、破損や漏れがないか確認すること。 薬物動態. Johnston R R,et al. , Anesth Analg, 55 5 , 709-712, 1976. Navarro R,et al. , Anesthesiology, 80, 545-549, 1994. Mark A,et al. , Anesthesiology, 79, 943-947, 1993. Brown J C,et al. , Ann Emerg Med, 67 3 , 307-315, 2016. 島本暉朗ほか, 薬理学, 340-347, 1964 医学書院. 高木敬次郎, 薬物学, 84-85, 1987 南山堂. 高折修二ほか監訳, グッドマン・ギルマン薬理書・第9版, 268-275, 1999 廣川書店 作業情報.

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